ウィッグのにおいをとるには
頭に着用するウィッグには、さまざまなにおいが付着してしまいます。
嫌なにおいがするウィッグを着用すると、自分自身だけでなく、周囲の人たちにも不快感を与えてしまいます。
そこで今回は、ウィッグのにおいの原因やケア方法などをご紹介します。
においの原因は?
ウィッグのにおいの原因は、タバコや食事をした際の油のにおい、蒸れによる汗のにおいなどが挙げられます。
においの原因は洋服などにつくにおいとほぼ同じだと言えます。
特にファッション用のウィッグは通気性を軽視する傾向にあり、余計に汗のにおいが付きやすいと言えます。
定期的に洗浄をする
ウィッグのにおいをとる基本的な方法は、定期的に洗浄することです。
人毛の場合は、市販のシャンプーやリンスを使い、人工毛やミックス毛の場合は専用のシャンプーやリンスを使うことが多いようです。
ウィッグの購入時に、どういったものが最適かを必ず確認してください。
ウィッグの洗浄方法は以下の通りです。
①ウィッグを専用ブラシで軽くブラッシングして、からみやもつれを取ります。
この時に強くブラッシングしないよう、気を付けてください。
ウィッグ専用スプレーなどをかけてからブラッシングすると、より良いでしょう。
②洗面器などに溜めた水にシャンプーを溶かし、ウィッグを浸します。5分から10分ほどつけ置きします。
その後、人毛は毛先から根元に向かってとかすように洗っていきます。人工毛やミックス毛は、軽く押し洗いをします。
③シャンプーを流したら、水にリンスを溶かしてその中にくぐらせます。
人毛はシャンプーをした時と同じように、とかすようにすすいでいきます。
人工毛とミックス毛は、リンス後の洗い流しは不要です。
④人毛はタオルドライをします。
半乾きになったら、ウィッグ用のスタンドに置き、ドライヤーなどでスタイリングします。
人工毛の場合は陰干しし、完全に乾いたら、ウィッグ専用スプレーをかけて、ブラシで整えます。
ミックス毛の場合はウィッグスタンドに置き、専用ブラシで軽くブラッシングしながらスタイルを整えます。
完全に乾いたら、ウィッグ専用スプレーをし、専用ブラシでとかします。
毎日のお手入れは専用のスプレーで
ウィッグの洗浄は、毎日行うのではなく7~10日に一度を目安に行うと良いでしょう。
あまり洗いすぎると、ウィッグが痛みやすくなります。
洗浄しない日はウィッグ専用の消臭スプレーを使うことをおすすめします。
ウィッグの使用後はスプレーでケアすることを習慣づけるとよいでしょう。
ウィッグを長く使用するためには、においのケアが必要不可欠です。
マリブウィッグでは、通気性のよい独自素材「メゾクール」を使用したウィッグを多数販売しております。
蒸れを抑える効果が期待できますので、汗によるにおいが気になる方におすすめですぜひお試しください。