人工毛かつらを自然な見た目の人毛かつら風に見せる裏技3選

人工毛かつらを自然な見た目の人毛かつら風に見せる裏技3選

人工毛かつらは、手軽な値段とスタイリングのしやすさが魅力で、ファッションウィッグとしてよく使われています。

しかし、本物の髪の毛を使った人毛かつらに比べると、どうしても不自然な仕上がりとなってしまうのが難点で、いかにも「かつら」に見えるのを好まない方も多いでしょう。

本記事では、人工毛かつらをできるだけ自然に見せる裏技を3つご紹介し、安価な人工毛かつらでもおしゃれを楽しむコツをお伝えします。

自然な見た目が魅力の人毛かつら

人毛かつらは本物の人間の髪の毛を用いているため、見た目や手触りが自然で、着用していてもほとんど違和感がありません。

カラーリングやパーマも可能で、ヘアアイロンやドライヤーで好みのスタイリングをすることもできます。お手入れも普段使っているシャンプー・リンスでOKなので、特別なケア用品を揃えることもありません。

一方、人毛かつらのデメリットとしては、やはり価格の高さが挙げられるでしょう。ファイバー等を用いた人工毛かつらに比べ作るのに手間がかかるため、やはり商品価格に差が出てしまします。

「人毛かつらは高くて手を出しにくい」という方に、人工毛かつらを「人毛かつら風」に見せる3つのコツをご紹介します。

人工毛を人毛かつら風に見せる方法

人工毛かつらがいかにも作り物のように見えてしまうのは、自然な髪の毛ではありえない独特のツヤがあるからです。

人形の髪の毛のような工業的なツヤは、人工毛かつらならではの特色です。

人工毛かつらを人毛かつらのように見せるためには、このツヤを消すことがポイントになってきます。

●シャンプーでコーティングを落とす

人工毛かつらの独特なツヤは、髪の毛の表面に施されたコーティングが主な原因です。
このツヤを消すには、まずシャンプーでかつらを洗ってコーティングを落とすことが大切です。
ただし一回のシャンプーでは、コーティングを落としきることはできません。
何度か続けてシャンプーすることで自然とツヤが落ち着いてきますので、こまめにお手入れしていきましょう。

●制汗剤をかける

人工毛かつらのツヤ消しに即効性があるのは、制汗剤を吹きかけるという裏技です。
かつらをかぶる前に、制汗剤スプレーを少し離した位置からまんべんなく吹きかけ、ツヤが気になる部分には特に念入りにスプレーします。全体にスプレーが行きわたったら、なじませるように丁寧にブラッシングしましょう。
制汗剤がかかりすぎて白くなってしまった箇所も、ブラッシングすることで払い落とせます。
制汗剤に含まれるパウダー成分が髪の毛全体を包み込むため、ツヤやテカリが抑えられるという仕組みで、ベビーパウダーをはたくことでも同様の効果が得られますが、粉残りがしやすいのでしっかり落としてから着用するようにしてください。

●柔軟剤に浸す

人工毛かつらを衣料用の柔軟剤に浸すことで、ツヤを消すという方法もあります。
手順はかつらをシャンプーした後に、洗面器に張った水に柔軟剤をキャップ1/3~半分ほど入れ、かつら全体を浸すだけ。この時髪の毛がからみやすいので、丁寧に扱ってください。
30分~1時間ほどつけ置きしたら取り出し、きれいな水で洗い流してから、タオルで包み込むようにして水気を取ります。
乾かす際はピンチハンガーなどに吊るさずに、セーターのように室内で平干ししましょう。
完全に乾いたら、ブラッシングで形を整えてください。

まとめ

人工毛かつらの独特なツヤを消して、人毛かつらのように見せる裏技はいかがでしたか?

何度かシャンプー&柔軟剤リンスを繰り返して自然にツヤを落としつつ、制汗剤やベビーパウダーを適宜使ってお好みのツヤ感になるまで、調節してください。

また、人毛かつらよりも安価で、人工毛よりも品質が高い「人毛ミックスかつら」も最近はよく見かけるようになりました。

両方の“いいとこ取り”をした人毛ミックスかつらは、マリブウィッグでもお取り扱いがありますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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