円形脱毛症の進行速度と治るまでの期間|悪化や再発を防ぐ方法とは

円形脱毛症の進行速度と治るまでの期間|悪化や再発を防ぐ方法とは

円形脱毛症の治療には、どれくらいの期間を要するのでしょうか。これは、程度と状態によってケースバイケースです。

円形脱毛症は進行速度が速く、重症化するほど治療が困難になるため、発見したらすぐに病院を受診することが重要です。

また、再発を防ぐためには生活習慣の改善も大きなポイントとなります。

栄養や睡眠、ケア方法を見直し、発毛しやすく元気な毛が育つ頭皮環境を整えておきましょう。ストレスをためない工夫も脱毛防止には大切です。

円形脱毛症の進行速度は早いが治るのも早い

円形または楕円形の脱毛が突然起こるのが「円形脱毛症」です。1か所だけの「単発性脱毛症」であれば、約8割が1年以内に治ると言われています。

しかし、症状の進行速度が速いため、放置せずに早期発見・早期治療することが肝心です。

もし脱毛が見つかったら、地肌を観察してみてください。根元付近で切れている毛や、「!」のように根元が細くなっている毛、毛穴に埋まっている毛などがあれば、円形脱毛症の疑いが濃厚です。

また、爪の変形も約25%の割合で円形脱毛症に見られる特徴です。点状のへこみが並んでいたり、横向きの溝ができたりしている場合はすぐに病院を受診しましょう。

治療期間中にストレスなく過ごすためには、ウィッグの着用も有効な手段です。マリブウィッグでは、治療中も地毛と同じようにおしゃれを楽しめる、JIS規格適合の医療用アイテム「メゾクールネット」を使用した医療向けウィッグを豊富に取り扱っております。

全頭脱毛症や汎発性脱毛症へ拡大してしまうこともある

円形脱毛症で注意したいのは、約15%の人に起こる「全頭脱毛症」や「汎発性脱毛症」など、脱毛範囲の拡大です。

「全頭性脱毛症」は、文字通り頭髪の全てが抜け落ちてしまう症状で、複数の円形脱毛が同時に起こる「多発性円形脱毛症」が融合して全体に広がります。

また、「汎発(はんぱつ)性脱毛症」になると頭髪だけでなく、まつ毛や眉毛、体毛までもが抜けてしまうため、精神的なストレスがたまりやすくなります。

15歳以下の発症が多い「蛇行型脱毛症」は、側頭部から後頭部へ向けて脱毛する症状で、回復率が低いのが特徴です。

このような範囲が拡大した円形脱毛症は、進行するほど治療が困難になり、治療期間も長期に及びます。

「少しだけだから」と軽く考えず、なるべく早い段階で治療をスタートすることが、円形脱毛症を重症化させない最大のポイントです。

円形脱毛症の再発を防ぐ方法

円形脱毛症は、治療をして元通りに発毛するようになっても、再発してしまうことがあります。

再発をくり返すと長期的な治療が必要になるケースもあり、常に再発に備えて用心しておくことが必要です。

円形脱毛症は、まだ原因の特定や根治に至る治療法が確定されていませんが、近年では効果の高い治療法も開発されており、初期のうちであれば短期での回復も期待できます。

その際、大切になるのが生活環境です。円形脱毛症の発症および再発を防ぐには精神的にリラックスして健康に過ごせる環境が大切です。

適切な頭皮&ヘアケア、良質なたんぱく質を摂取できる食事、十分な睡眠環境の確保など、日々の生活を見直すことも治療効果を促進するポイントと言えるでしょう。

さらに、紫外線を防止することも頭皮の保護には重要なので、外出時には帽子や日傘の使用がおすすめです。

まとめ

円形脱毛症は、多くの人が思っているよりも進行速度の速い病気です。

15%という高い確率で範囲が広がる可能性があるため、楽観視してはいけません。早期にしっかり治療をして進行を食い止めましょう。

治療中は、頭髪を失う事で起こるストレスにも注意が必要です。医療用ウィッグを上手に使って、精神的に安定した生活を送るように心がけましょう。

身体・精神ともども健康であることが、円形脱毛症の再発防止にも役立ちます。

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