抜毛症は慢性的に繰り返し自分で体毛を抜いてしまうのですが、体毛の中でも髪の毛が一番抜きやすいと言われています。
髪を抜く痛みのほど良い刺激や髪を触ることが癖になってしまい、そこから次第にエスカレートして発症してしまう人も多いようです。
ボーっとしながら無意識に抜いていると加減ができないため、抜毛対策にウィッグの使うなどのメリットについても詳しく説明していきます。
抜毛症になりやすい人の特徴
抜毛症は別名「トリコチロマニア」と言われ、自分で体毛を抜いてしまう症状のことです。
精神的ストレスが主な原因とされ、自傷行為の一つと考えられていますが、それだけが理由ではありません。
髪を触ると落ち着くという人はその延長線に「抜く」という行為が加わり、つい暇潰しでしてしまうなど癖として定着してしまうケースがあります。
ストレスが原因の場合は、受験の重圧や学校や親からのプレッシャー、ひとりの時間が多くて寂しいなど、本人が精神的なバランスを保つためにやっていることが多いようです。
男性よりも女性がなりやすく、一度発症すると自分の意思で衝動を抑えるのが難しい面があります。
素直で良い子タイプがなりやすく、人に愚痴を言えなくて悩みを抱え込んでしまう人は注意が必要です。
抜毛症を隠す方法
抜毛症の影響で薄くなった髪の毛や頭皮を隠す方法はいくつかあります。
外出時に帽子を被る方法がありますが、夏場は蒸れるので育毛のためにはあまりよくありません。
また室内では帽子を取るのがマナーであり、服装が決まっている学校や職場では被ることすらできません。
部分的なものならヘアピースなどがありますが、薄毛が広範囲に及ぶ場合には、あまり向いていません。
そこでオススメなのが部分的に隠すだけではなく、髪形まで楽しめるフルウィッグを使用する方法なのです。
抜毛症対策にウィッグを使用するメリット
抜毛対策に医療のフルウィッグの使用が良いと言われている理由は、頭皮をまるごとスッポリ包み込むフルウィッグは抜いてしまう場所に関係なく使えるためです。
また頭皮を包むことで髪の毛を抜く行為や癖から残った髪を守ることができ、ウィッグを変えればTPOに合わせることもできるので外出によるストレスから解放されるでしょう。
医療向けは頭皮に優しく作られており、治療を邪魔することもないのでオススメですね。
抜毛症治療には医療向けウィッグがおすすめ
抜毛症は髪が生えてこない状態ではなく、髪が抜けている状態です。
髪の毛には頭を守る働きがあるので、髪がないと頭皮がむき出しになってしまい、あらゆる刺激や危険に見舞われやすくなってしまいます。
医療向けウィッグは、もともとは病気や薬の副作用で髪の毛が抜けてしまった人向けに作られているので頭皮に優しく作られています。
綺麗な髪を生やすためにも、頭皮をケアしながら抜毛症による薄毛や脱毛部分をしっかりカバーしていきましょう。
まとめ
「かつらを被る」と聞くとマイナスなイメージがありますが、最近では手軽に髪形を変えるためにウィッグを活用する人も多くなってきました。
ただ抜毛症は病気なので、きちんと頭皮をケアして育毛環境を整えておくことが大切です。
マリブウィッグでは、オシャレな髪形を楽しめる医療向けフルウィッグを豊富に揃えております。
店舗で実際にお手に取っていただきことも可能です。
抜毛症の治療においてウィッグは心強い味方になってくれるので、ぜひご検討してみてくださいね。