子供が毛を抜く癖は抜毛症かも!ウィッグ無料配布支援を活用しよう

子供が毛を抜く癖は抜毛症かも!ウィッグ無料配布支援を活用しよう

子供の行動を見ていて、やたらと髪を触ったり抜いたりする癖に気づいたことはありませんか?

くり返し体毛を抜いてしまう「抜毛症」という病気は、小学生から思春期にかけての発症率が高く、薄毛や円形脱毛に悩まされて学校に行きたくないと塞ぎこんでしまう子も少なくありません。

そこで抜毛症の特徴や治療法、マリブウィッグで行っている子供用医療ウィッグの無料配布までお役に立てる情報をご紹介していきます。

抜毛症(ばつもうしょう)の特徴とは

抜毛症は、体毛を抜くことに繰り返し没頭してしまう特徴があります。

無意識の場合もありますが、意識したとしてもやめられないことがほとんどです。

もしかしたら聞きなれない病気かもしれませんが、実はそれほど珍しい疾患ではありません。

人口の1~2%の割合で発症し、男女比率は10対1で女性の方が多く見られています。

発症の平均年齢は11歳と比較的低年齢で主に思春期以降に発症し、成人後になる人もいるようです。

多感な時期に掛けてなりやすい抜毛症は、薄毛が気になる・人に指摘されるのが怖いなど、学校や日常生活に支障をきたしてしまう恐れがあります。

それでは抜毛症のチェック項目や、診断基準から見ていきましょう。

【抜毛症チェックシート】
●気が付くと体毛を抜いている
●ストレスを感じると毛を抜いてしまう
●体毛を抜かないと落ちつかない
●基本的に家族の前か一人の時しか抜かない
●やめたいけれど、やめられない
●抜くとホッとする(安心する)

【抜毛症の診断基準】
●繰り返し体毛を抜くので、体毛が無くなる(薄くなる)
●意識的に抜かないようにする、または繰り返しやめようとする
●体毛を抜くことで、苦痛や生活に支障が及んでいる
●脱毛や皮膚的な疾患などと関係なく、抜いてしまう
●体毛を抜くことと、他の精神的な症状との関わりがない。

1つでも心当たりある方は、一度症状を整理して病院でご相談されることをオススメします。

抜毛症になる主な原因はストレス

実は抜毛症の原因については、まだはっきり判明はしていません。

症状がある人に毛を抜き始めたきっかけを聞いてみると、1/4以上は精神的なストレスが関係しているようです。

母子関係が悪い、大切な人を亡くしたなどの大きな喪失感や、親や恋人と一緒に過ごせない孤独感が抜毛症を引き起こしやすいと言われています。

他にも爪や唇を噛む、チックがあるなどの癖や症状を持っている人がなりやすい傾向があるようです。

男性よりも女性がなりやすいとされていますが、男性は抜毛症であることを隠す傾向が女性よりも強いため発症割合はあくまでも参考程度と考えておいてください。

抜毛症の治療方法

抜毛症の人は自ら毛を抜く行為があることを自覚している場合が多いので、診断はそう難しくありません。

ただ子供の場合だと、親に怒られるかもしれないと思って自分では認めないケースがありますので、日頃の生活を注意深く見ておきましょう。

頭皮トラブルには円形脱毛症や頭部白癬などの疾患がある可能性もあるので、心配なら生体検査をしてもらうことも可能です。

抜毛症の治療として心のケアと育毛の両面からアプローチしていくために、精神科医と皮膚科医の連携はとても大切です。

炎症反応を抑えるために局所のステロイドや水酸化塩酸塩や、ストレスによる不安感を和らげるために抗ヒスタミン特性がある抗うつ薬、セロトニン物質、抗不安薬、そして抗精神薬を使うことがあります。

特に抗不安薬や抗うつ薬には依存性が高い薬もあるので、医師に相談の上正しい使用法を守るようにしてください。

いつか治ると思って放っておくと、慢性化して完治まで何十年もかかるケースもあるので、気づいた時に一度受診してみることをオススメします。

抜毛症で悩む子供にウィッグの活用を

抜毛症で薄毛や円形脱毛になった子供たちのケアとして、マリブウィッグではチャイルドウィッグ無償提供を行っています。

帽子や髪形でカバーするにも限界はありますし、逆に目立ってしまうことで学校に行きづらくなってしまう子もいます。

マリブウィッグは一人でも被れる帽子タイプで、ちょうどいいサイズに簡単に調整できます。

洗い替えなどで2個目を希望する方には5,000円+税にて販売しています。

まとめ

抜毛行為の多くが髪の毛に集中してしまうと、薄毛や一部分の円形脱毛などに悩まされてしまいます。

治療にも時間が掛かるため、その間は医療向けウィッグを活用して毛を抜く行為も防止し、治療に集中させる方法がよく使われます。

治療中にウィッグがあれば周囲の目を気にせず過ごすことができるので、ぜひ一度検討してみてください。

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