多発性脱毛症は進行度によって長期治療が必要!治療中の不安解消法

多発性脱毛症は進行度によって長期治療が必要!治療中の不安解消法

多発性脱毛症になると、完治するまでにどの程度の期間がかかるのか、不安を覚える人は少なくないのでしょうか。

初めは単発の円形脱毛症であっても、、脱毛を繰り返すことがあり、多発型円形脱毛症に移行して進行していくにつれて、治療が長期に及びやすくなります。

ここでは、多発性脱毛症の症状の進行や長期治療中の過ごし方、脱毛の不安の解消法などについてご紹介します。

多発性脱毛症の長期療養に備えるために、参考にしてください。

多発性脱毛症の症状の進行

多発性脱毛症とは、ある日、突然毛髪が抜ける病気をです。多発性脱毛症は、発症後の症状の進行によって分類できます。

*多発型円形脱毛症

単発型円形脱毛症は、頭皮の1箇所に円形や楕円形の脱毛が起こる症状です。単発型円形脱毛症は多くのケースで自然治癒しますが、多発型円形脱毛症に移行することがあります。
多発型円形脱毛症は、頭皮に単発型の脱毛が2つ以上出現する症状を指し、脱毛部分が大きくなるケースや再発を繰り返すケースも見られます。ただし、多発型円形脱毛症は皮膚科などの専門医の適切な治療を受けることで、半年~2年程度で完治することが多いです。

*多発融合型円形脱毛症

多発融合型円形脱毛症は多発型円形脱毛症が進行して、脱毛した箇所が融合して大きくなる症状や、不整形になってつながっていく症状をです。多発融合型円形脱毛症に進行すると、治りにくいとされています。

*全頭脱毛症

全頭脱毛症は多発融合型円形脱毛症がさらに進行して、数箇所に起きていた脱毛がつながっていき、頭皮から全ての毛髪が抜けた症状を指します。

多発性脱毛症の長期治療中の過ごし方

多発性脱毛症は再発を繰り返すケースもあるなど、完治するまでには治療に長期間を要することがあります。そのため、主治医とコミュニケーションをとって状況を把握して、根気強く治療を続けていくことが大切です。

セカンドオピニオンを受けて他の医師の意見を聞き、治療法の選択肢を持つことで納得のいく治療法を選択するという方法もあります。セカンドオピニオンを受ける際の流れは、主治医の承諾を得て診療情報提供書をもらい、セカンドオピニオンを取り扱う医療機関を受診するというものです。

また、多発性脱毛症はストレスが原因のひとつです。多発性脱毛症になり脱毛したことによるショックや、完治するかという不安、見た目が気になることなどがストレスになりやすいですが、これらのストレスは治療へ悪影響を及ぼす可能性があります。

ストレスをため過ぎないように、入浴や軽い運動、趣味などで発散するようにしましょう。あるいは、頭皮マッサージを行うと、リラックスしてストレスを軽減するとともに、血行を促進して頭皮環境を改善する効果が期待できます。

脱毛の不安はウィッグで解消できる

多発性脱毛症の治療中は脱毛した箇所が気になることから、精神的な苦痛を感じたり、髪型や帽子などで隠すことによる疲労が起きたりしやすいです。そのため、本来の自分らしい生活ができず、QOL(生活の質)の低下につながってしまうこともあります。

そこで、治療中の脱毛の不安を解消するには、ウィッグの活用がおすすめです。なかでも「マリブウィッグ」なら、本物のような質感の毛髪と人工皮膚を採用したことで、自然なつむじと分け目も再現しているため、違和感がありません。ショートからロングレイヤーまで選べるので、本来の自分らしい姿で過ごすことができます。

まとめ

多発性脱毛症が進行すると治療が長期間に及ぶことも少なくありません。多発型円形脱毛症のうちに皮膚科などを受診して相談することが望ましいです。

治療法に疑問を持った場合などは、セカンドオピニオンを受けことも選択肢になります。また、脱毛によるストレスで症状を悪化させるのを防ぐには、ウィッグをつけることでQOLを維持するのがおすすめです。

治療期間中は自分にあったストレスの発散方法を見つけて、ストレスをためない工夫をしましょう。

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