1本見つけてしまうとショックを受ける白髪。
老けて見えたり、生活に疲れているように見えるんじゃないか…となにかと憂鬱になってしまいます。
「いますぐ白髪を隠したい!」そんな時に有効な方法にはどんなものがあるのでしょうか?
今回は、白髪隠しの方法をご紹介いたします。
「染める」のが白髪のファイナルアンサー!?
幅広い選択肢が揃う現在と違い、従来は白髪を隠すといえば、「染める」という方法が一般的でした。
白髪染めといえば主に2種類。
ヘアサロンでプロにしてもらう方法と、ドラッグストアなどで販売されている白髪染め用アイテムを使って自分で行う方法があります。
カラー剤で白髪を染めるという選択肢は、白髪が髪全体に広がっている人には効果的な方法です。
サロンで白髪染めを頼むと数千円の費用がかかりますが、自宅で行う場合は数百円程度と安価に行えます。
茶褐色に発色するジアミン系染料が多めに配合されたカラー剤を使い、白髪を染める方法が比較的多いようです。
とはいえ、白髪を染める場合は定期的な染め直しが必須となり、長い目で見ると費用のかかる方法になるかもしれません。
また、白髪染めに使う薬剤が髪や頭皮にダメージを与えてしまうということもあるようです。
「染める」以外にも選択肢が広がった、白髪隠しの世界
髪全体に広がった白髪には、「染める」という選択肢が有効ですが、生え際にちらほらと表れはじめた段階の白髪を隠すには部分用のアイテムがおすすめです。
近年ではこの部分用白髪隠しの分野で商品開発が進み、各社からさまざまな特色を持つ商品が発売されています。
なかでも、マスカラタイプ、筆タイプ、マーカータイプの白髪隠しは数百円から購入できるものもあり、その使いやすさと手頃な価格から人気となっています。
それらは使い続けることで徐々に白髪に色が残り染まっていくものや、シャンプーをすれば元の状態に戻るものなど、商品によって特性はさまざまです。
こうした部分用白髪隠しアイテムを選ぶ際には、白髪の隠れやすさだけでなく、速乾性、持続性なども視野に入れるのが重要です。
朝、外出前に使用して、すぐに仕事などで帽子などをかぶる必要があれば、速乾性に優れたものを選ぶとよいでしょう。
とはいえ、中には乾きが早くても白髪を隠す効果がいまいちだったり、すぐ落ちてしまったりといったアイテムもありますので、気になるときはできれば事前に使用して確認しておきたいですね。
カバー力(りょく)、速乾性、持続性と使いやすさなどを見比べて、自分のライフスタイルにあった商品を選びましょう。
「染め続ける」よりも、ウィッグで白髪隠し
染めたり、部分用アイテムで隠したりといった方法は一見手軽に見えますが、一度始めたら定期的に続けなければならないという点で、経済的負担の大きい方法といえます。
その点、ウィッグを使った白髪隠しは、初期の購入費用こそ高額になりますが、その後継続してウィッグが使用できる点を考えればリーズナブルな方法ともいえるでしょう。
また、薬剤で髪や頭皮を傷めることもありません。
定期的に白髪染めをすることに疲れてウィッグを導入した人の多くが、頭頂部のみにのせる手軽なヘアピースを選ぶようです。
白髪の多くが頭頂部に表れるからです。
その上、ヘアピースを使うと頭頂部にボリュームが出て、若々しい印象に見せることができます。
「白髪染めを止めてウィッグを使うようになってから、実は薄毛も進行していたことに気付いた」という女性も少なくありません。
ご自分に合った白髪隠しの方法を取り入れてみてください。