ウィッグの種類と自然なウィッグの選び方

ウィッグで髪をボリュームアップして見せたいけど、不自然な感じになるのはイヤ。

そんな悩みを抱える人に、自然に見せるのにぴったりなウィッグの種類や装着の仕方をご紹介します。

自分のニーズを満たすウィッグの種類が分かれば、初心者でもトライしやすいものです。

より自然な状態に見せるために、ウィッグを装着する際に気をつけるポイントについてもご紹介します。

さまざまあるウィッグのタイプ

女性用ウィッグは3種類に大別され、地毛を全体的に隠した上でつけるものもあれば、頭髪への部分的な装着に限るタイプもあります。

それぞれメリットがあり、見せ方も違ってくるのです。

そのため「頭髪をどんな風に見せたいか」というニーズによって向いているウィッグのタイプも異なります。

ウィッグを選ぶ際は、各々のニーズに合う種類を見極めることがポイントです。

●ウィッグの種類「フルタイプ」

「フル」(全部)という名の通り、頭全体を覆うタイプのウィッグです。

地毛をまとめた上から被るようにして装着します。ボリュームだけでなく髪型や髪の色なども自在に選ぶことが可能です。

例えば短髪の人でも、ロングヘアーのフルタイプのウィッグをつければ長髪も楽しめます。

また、白髪が気になる人なら、黒髪のフルタイプのウィッグをつけて大幅にイメージチェンジすることもできるのです。

イベントの時に装着して、普段と違う髪型や髪の色を楽しむという使い方もあります。

ウィッグの種類「ポイントタイプ」

頭髪の中でボリュームなどが気になる部分をカバーできるタイプのウィッグです。

前髪や頭頂部などポイントごとにつける構造のため、気になる部分をボリュームアップしたい人に向いています。

ボリュームをつけたいポイントに装着する仕組みなので、フルタイプと比べて密着感が軽くつけやすいのがメリットです。

部分的に目立つ白髪をカバーしたり、ヘアスタイルに変化をつけたりしたい場合にも便利に使用できます。

ウィッグの種類「ハーフタイプ」

つむじ周辺でつける構造で、前髪のないタイプです。

前髪は地毛を生かしながらも、全体的にボリュームアップした印象を演出することができます。

地毛を残した上で装着するため、フルタイプよりも自然な状態を保ちながら髪の毛の長さやアレンジまで変えることもでき、利便性が高いです。

また、ポイントタイプよりも薄毛や白髪などが気になる部分を広い範囲でカバーできます。

自然なウィッグの選び方

自然な状態でボリュームアップを図りたい場合、ポイントタイプとハーフタイプがおすすめです。

フルタイプのように地毛全体を隠すのではなく、ポイントタイプやハーフタイプの場合は地毛を生かしながらボリュームアップやイメチェンを図ることができます。

ただし、適切な位置からずれたポイントで合わせてしまうと、地毛との境目が目立って不自然になるリスクもあるので注意が必要です。

自然な状態に見せるため、装着の際に注意すべき点を押さえておきましょう。

自然なボリュームを出したいときには「ポイントタイプ」

ポイントタイプのウィッグは気になる部分にふんわりとしたボリュームを出せるため、ナチュラルにおしゃれなヘアスタイルを作ることができます。

取りつける際には、装着部分の地毛をあらかじめお団子のように丸めておき、その上にウィッグをピンで留めましょう。地毛の上に被せるようにつけることで、ナチュラルなボリューム感を演出できます。

不自然な見た目になるのを避けるため、地毛と近い色のウィッグを選ぶこともポイントです。

地髪を生かして自然なおしゃれを楽しみたいときには「ハーフタイプ」

ハーフタイプのウィッグも地毛の前髪を生かせるため、自然にボリューミーな雰囲気を出したりおしゃれ感を演出したりするのに適しています。

前髪の生え際でコームを留める仕組みなので、地毛とウィッグの境界が目立たないように注意が必要です。

髪が元々長い場合はまとめた上で装着しますが、前髪もアップにしておくとウィッグとの境目が目立たなくなります。前髪の生え際にコームを挿したら、自然になじむ位置までスライドさせて装着しましょう。

ポイントタイプと同様、よりナチュラルに仕上げるために地毛と近い色を選ぶことも重要です。

まとめ

ポイントタイプやハーフタイプのウィッグは地毛を生かした上でボリュームアップやイメージチェンジを図れるので、初心者にとってもハードルの低い種類です。

ウィッグを選ぶ際には自身のニーズや自然に見せるコツをイメージして、ベストなデザインを選ぶことをおすすめします。

 

 

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