ウィッグの手入れ方法を頻度別に紹介!ブラッシングやシャンプーの基本

ウィッグの手入れ方法を頻度別に紹介!ブラッシングやシャンプーの基本

せっかく手に入れたウィッグは、できる限り長く使いたいですよね。

しかし、手入れをせずに放置していると、毛が絡み、見た目にも悪い影響を与えかねません。そこで大切になるのが、正しい手順で手入れをすることです。

ここでは、ブラッシングやシャンプーの基本をはじめ、ウィッグの手入れ方法を頻度別にご紹介します。お伝えする方法を実践し、ご自身のウィッグを少しでも長持ちさせましょう。

使用前後のウィッグの手入れ―ブラッシング

ウィッグを使う前、そして使用後は、ブラッシングをして絡まりをほどいていきます。
このとき、ウィッグ専用のエッセンスまたはオイルスプレーを使うことがポイントです。
エッセンスやオイルをウィッグになじませることで滑りが良くなり、ブラッシングをしたときの摩擦でウィッグが傷つくことを防いでくれます。
手順としては以下の通りです。

1 ウィッグ全体に、エッセンスを少量吹きかけます。
2 毛先から優しくブラッシングをしたあと、次は中間部分にブラシを通します。
3 最後に、トップから全体にかけてブラッシングをします。

ブラッシングをする際は、ウィッグ専用のブラシを使用するのもおすすめです。
専用ブラシは金属素材でできていることが多いので、ウィッグにブラシを通す時に起きる静電気を軽減することができます。

1~2週間ごとに行うウィッグの手入れ―シャンプー

ウィッグを毎日着ける方は、1~2週間ごとにシャンプーを行いましょう。
まずは、以下のアイテムを用意します。

・ウィッグ専用シャンプー
・トリートメント
・コンディショナー
・ブラシ
・タオル
・洗面器

お手入れの手順は以下の通りです。

1 シャンプーをする前にブラッシングをして、ウィッグについたほこりを落としておきます。
2 洗面器にぬるま湯(35℃ほど)を溜め、ウィッグ専用シャンプーを入れて溶かします。熱めのお湯だとウィッグの毛が縮んでしまうため、必ずぬるま湯で行いましょう。
3 洗面器にウィッグをゆっくり入れ、片手で持ちながら、もう片方の手でやさしく洗います。
4 ウィッグを取り出し、シャンプーを流します。このときも、ぬるま湯で洗い流します。
5 ぬるま湯を新しく溜めた洗面器にトリートメントを入れ、ウィッグを洗います。
6 トリートメントをぬるま湯で洗い流し、ウィッグの水気を切ります。このとき、ウィッグの毛先同士をすり合わせないように注意しましょう。
7 残った水気をタオルで取ったあと、コンディショナーを吹きかけます。ウィッグから30cmほど離し、全体に吹きかけましょう。
8 全体をブラッシングします。

ウィッグを乾かす時は、ドライヤーの冷風を使うようにしましょう。温風にすると、毛髪が傷みやすくなってしまうからです。
このときウィッグスタンドを用意しておくと、スタイルを崩さずに乾かせます。自然乾燥でも問題ありませんが、バクテリアが繁殖してしまい、においが発生してしまうこともあるので注が必要です。
においが気になる方は、ドライヤーの冷風で乾かすようにしましょう。

3カ月ごとに行うウィッグの手入れ―静電気ケア

ウィッグは、静電気に弱いアイテムです。静電気が起きると、毛が縮む、絡まる、そして傷みがはやく進行してしまうなど、ウィッグの寿命を短くするいくつかの問題が起きてしまいます。

そこで、3ヶ月置きにウィッグの静電気ケアを行いましょう。

具体的には、ウィッグオイルを毛に馴染ませる、または静電気防止スプレーをブラシに吹きかけ、3ヶ月ごとにブラッシングをする、といった方法がおすすめです。

静電気で毛先がチリついてしまっている場合は、ストレートアイロンを使うことでチリつきを解消できます。

特に難しいことはなく、130℃ほどに熱したアイロンでチリついている部分を挟み、ゆっくりと伸ばしていくだけです。これだけで、チリつきは簡単に取れていきます。

まとめ

こまめなお手入れと、正しいケアを守れば、ウィッグを長持ちさせることができます。

お手入れは少し面倒かもしれませんが、少し気にかけるだけでウィッグは美しい状態を保てるものです。

使用前後のブラッシング、そしてシャンプーはもちろん、意外に見落とされがちな静電気への対処が大切です。お手入れを習慣化して、快適なウィッグライフを送りましょう。

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