近年は男性のみならず、女性でも薄毛に悩まされる方が増えてきました。
薄毛の症状の中には進行してしまうと、抑制することはできても、元の状態に戻すことは非常に困難なケースも見られます。
そのため、できる限り早い段階で、効果的な対策をとらなければいけません。
そこで今回は、薄毛が始まる兆候や、主な時期について紹介していきます。
まだ薄毛に悩まされていない方も、予防のためにぜひチェックしてみてください。
薄毛が気になり始めるのはいつから?
女性が薄毛になる原因はもちろん個人差があるものの、一般的には女性ホルモンの低下によって起こると考えられています。
特に、更年期に差し掛かってくると、卵巣の機能が低下して女性ホルモンが急激に減り始めます。
そして、この時期に「髪の毛が薄くなってきたなあ……」と感じる方が多いようです。
ただし、早い方ですと30代や40代から、髪の毛のボリュームが気になり始めることもあります。
そのため、30代や40代もしくは少し若い世代の方であっても、薄毛になりやすい年齢はまだ先だと過信してしまわないよう、常に髪の毛の状態には気を付けてみてください。
薄毛の主な兆候を知っておくことが大切
薄毛対策を行うには、その兆候を知ることが最も大切です。
兆候を知れば、早めの対策をとることが可能となり、大きな進行を食い止めることができるかもしれません。
兆候として見られる主な症状は、以下の通りです。
■頭皮のかゆみ
■毛が細くなる
まず、頭皮のかゆみは、皮膚の乾燥や皮脂の過剰分泌がその要因となっている場合がほとんどです。
指に力を入れてシャンプーをしていたりすると、こうした症状が起こりやすいので要注意です。
次に、毛が細くなるのも薄毛の兆候です。
スタイリングが決まりづらくなった、髪の毛全体のボリュームがなくなった、前髪がうまく立ち上がらない、といったことなどを感じるようになれば薄毛の兆候を疑いましょう。
以上のような症状が現れた場合、薄毛が進行するサインとなるので、できるだけ早急に対策を考えるようにしてください。
薄毛対策の方向性は事前に決めておこう
上述したように、薄毛の兆候を知ることが重要であるものの、薄毛の症状が出たときにどういった対策をとるか、その方向性をあらかじめ決めておくことも大切です。
対策の方向性を決めておけば、兆候を感じたらすぐに行動に移すことができるはず。
対策としては、自分に合った個別の手段を検討しておくことが大切です。
これは、薄毛対策は一時的ではなく、長い目で見て取り組まなければならないので、自分に合った手段でなければ長続きしないからです。
例えば、生活習慣の改善や頭皮ケア、さらには本格的な薄毛治療やウィッグの使用などが考えられるでしょう。
ただし、薄毛治療やウィッグの使用の場合はそれなりの費用が必要になるため、方向性を決めたら、将来を見据えて貯蓄を始めておくことをおすすめします。
今回は、薄毛が始まる兆候と主な時期について説明しました。
薄毛の兆候を確認し、今後どのような形で付き合っていくのかを考えることが、薄毛対策に繋がるでしょう。